血糖値の上昇度合いにはかなり個人差がある

血糖値の上昇度には個人差がある

Sky Healthy~血糖値の安定化を目指すコース~を開始して以来、食事と血糖値の測定結果についてさまざまなケースを見ることができるようになった。無論、食事の内容や測定の時間帯、年齢や既往歴などがことなるので、答えを出すようなことはできないが、一つ言えることは、糖質の量と血糖値の上昇度合いの関係は、単純な足し算とも言えず、個人差が出てくる、ということである。

同じように糖質を取っているようでも測定の結果はかなり変わってくる。びっくりするくらい上がっていないケースもあれば、逆に予想以上に数値が高くなるケースがある。

自分自身でもいろいろ試しているが、朝食に糖質32%OFFの「金芽ロウカット玄米」(冷蔵)を100g、納豆+卵という場合は、食後30~1時間くらいで計ると血糖値は110~120くらいになる。基準値を140と考えると十分許容範囲であるが、昼食に同じくらいのご飯量になると、他に一緒に食べているものにもよるとは思うものの140に近いような値になることがある。糖質を取るなら、自分の場合は朝が良いのではないかというのが実際に自分で計ってみて分かってきたことである。

食後血糖値の基準値は140ということで当社のサービスでもそれを基準にしているが、参加者の測定を見ていると、140はあっさり超えてしまっているケースがある。健康であれば自動的に140以内に収まっているのだろう、といのは楽観的な見方であって、実際にはかなり食後高血糖の状態は起きていると思われる。

職場を通じて受ける定期健康診断などでは、胃腸の検査がある場合、前日の9時くらいから食事をしないように指示をされるので、測定するのは空腹時血糖値になる。もちろん、1~2ヶ月の平均血糖値を示すHbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)も測定はされる。ただ、いくら空腹時の血糖値を測定していても食後の変化は分からず、HbA1cの値が高い、ということはすでに食後高血糖の状態が続いていたことを示すと考えれば、食後血糖値を実際に測ってみて、自分の身体の変化を知ることは意味があるのではないか。

食後血糖値の測定はしばらくやっていると、これを食べるとこのくらい血糖値が上がる、といのが感覚としてつかめてくる。そうすれば食事のコントロールはしやすい。

常に糖質0の食事を続けていれば、理論的には食事由来の血糖血の上昇はあまり考える必要はないのかもしれない。ただ、多様な食文化に触れるのも人生の楽しみの一つであると思うのと、また食費の観点からも糖質との付き合い方は大切とも言える(肉・魚・卵・チーズなど糖質がほぼない食品は、米や小麦を使った食材に比べると値段が高い)。

いろいろな食事法が提唱されているが、食後高血糖になるのは望ましい、という主張に出会ったことはない。血糖値の安定化は人体にとって優しいはずである。

小松陽平

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