縄文人とドングリとコオロギ

縄文人は栗とドングリをよく食べていたようです。しかし栗は現在でも食用として広く普及していますが、ドングリを見かけることはまずありません。コンビニやスーパーでミックスナッツを買ってもドングリは入っていない。

栗は長年食用されていますが、ドングリを食べる習慣が普及していないのはなぜですか。

ドングリを食用として広く普及していない理由は、いくつかあります。

  1. 有毒成分が含まれていること:ドングリには、タンニンやシュウ酸などの有毒成分が含まれています。これらの成分は、生の状態では消化器官に負担をかけることがあるため、食用にするには適切な加工が必要です。
  2. 食感や味が好みでないこと:ドングリは、粉状にしたり、煮たり、焼いたりすることで食用にできますが、そのまま食べると堅くて食感が悪かったり、苦味があったりすることがあります。これが、食用として広く普及していない理由の一つです。
  3. 栗の方が栽培がしやすいこと:栗は、栽培が比較的容易で、収穫量も多くなるため、食用として広く普及しています。一方で、ドングリは、栽培が難しく、収穫量が少ないため、食用として広まりにくいという背景もあるでしょう。

    しかし、ドングリには、栄養価が高く、アレルギーの原因となりにくいという利点があります。そのため、最近では、ドングリを食用にするためのレシピや、加工方法などが紹介されることが増えてきています。将来的には、より多くの人々がドングリを食用として楽しめるようになるかもしれません。ChatGPT。

なるほど手間がかかるということですね。栗との比較まで書かれています。ただ、栗はとげがあるので素手で扱うのは容易ではなく、子供の頃通学路に落ちていた栗を見ては、よくこんなものを食べてきたなと思ったものです。中身に魅力があればとげは気にならないのかもしれません。

縄文人は手間暇かけて食べらるようにしていたのでしょう。

ところで歴史の授業で習う範囲では、狩猟採集民族というのは出てきても「採集のみ」民族というのは出てこないと思います。何等かの形で動物性たんぱく質を摂らない限り何世代にもわたって生き延びるのは難しいからではないかと個人的には考えているのですが、どうでしょうか。採食主義だとビタミンB12が不足するようです。人間の身体組成をみれば、水(62%)を除けば、たんぱく質(16%)と脂質(15%)これにミネラル(6%)と糖質(1%)なので、たんぱく質が重要。どうしたらたんぱく質を確保できるのかが人類の食の歴史でもあるかもしれません。現在でもたんぱく質をめぐるさまざまな取り組みがあって、その一例が昆虫食です。

縄文人はコオロギを食べていましたか。

縄文時代の人々がコオロギを食べていたかどうかについては、明確な証拠はありません。しかし、縄文時代の遺跡からは、昆虫の残骸が見つかることがあります。

例えば、岩手県の駒ヶ岳遺跡からは、コオロギの残骸が出土しています。また、大分県の中津島遺跡からは、セミの残骸が見つかっています。これらの残骸は、食用として利用された可能性があるとされています。

ただし、昆虫が食用としてどの程度利用されていたかについては、研究者の間でも意見が分かれています。昆虫が栄養豊富であることや、狩猟・採集に比べて容易に入手できることから、食糧不足の際には利用された可能性があるとする説もありますが、昆虫を食べる習慣が広く定着していたわけではないという見方もあるようです。

したがって、縄文時代の人々がコオロギを食べていたかどうかについては、確定的な証拠はありませんが、昆虫が食用として利用された可能性はあるとされています。

ドングリを制した縄文人ですがコオロギまでは。

もちろん、コオロギは常に動くのでドングリに比べて遥に取りにくいものです。飼育でもしない限り生産性は低いので、仮に食用にしていたとしても一部の人だけだったのかもしれません。

株式会社みこまサービス 代表取締役 小松陽平
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