かつて電話交換手という職業がありました。現在では自動化されています。
1980年代にワープロが普及し始めると「ワープロを打てる」人は就職市場でも有利になりました。
そのうち一般事務の求人ではword・Excel・powerpointが使えることが求められて、今はオフィスソフトは誰でも使えることが前提になっていて、もう一般事務というカテゴリ―もなくなっていくような感じがあります。
IT化は技術の民主化という側面があって、かつては一部の人しか扱えなかったことが誰でもできるようになっていく過程でもあります。ひと昔前はプログラミングができないとホームページを作ることはむ難しかったのですが、今はword pressなどノーコードツールを使って高度なものはともかくホームぺージ自体は簡単にできるようになっています。これは見方を変えると、一人の人ができる業務が拡張されていくことになり、生産性が向上させた、と言えます。電話交換手がいた時代に比べると一人ができる仕事の幅は大きく拡大しました。
私自身はIT業界出身で、システムの導入によって生産性が向上すること、より少ない人数でより早く正確な事務処理ができるようになることをサポートする仕事をしてきました。IT業界は私自身が最初に関わった2005年からすると当時予想していたより遥かに成長して、今はDXという言葉出てきています。そのうちDXの次が登場します。
それでIT業界にどっぷり浸かった後、ヘルスケアの分野に足を踏み入れたのですが、色々と考えると、ホワイトカラーの生産性の向上の鍵はシステム化はもちろんですが、根源的には集中力が鍵になるのではないかと思うことが多いです。
集中力が勝負。
集中して物事に取り組むとデータ入力やその前段階となる準備も早くなります。そしてその集中力の源泉は何か。
睡眠。
睡眠が重要だと思います。よく寝ておくと生産性が上がります。
DX化が進むと周りもDX化するので、その中で相対的に早く仕事をこなしていくことが求めらえます。最近ではスリープテックの分野にもいろいろなサービスがあって、脳波を測定して実際の睡眠状態を計測するものなどありますが、おそらく睡眠時間が足りていないと本能的に思っている人が多い証拠かもしれません。
ちなみに睡眠の質を上げるには、食事で言えばたんぱく質の摂取が大切になるようです。
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株式会社みこまサービス 代表取締役 小松陽平