バズる料理動画にたんぱく質が多い理由

料理動画には肉料理が有効

前回のブログでたんぱく質の話を書いた。人は本質的にたんぱく質が好きなのだろう、と思うのはYoutubeで料理動画を見ている時にも感じる。大自然の中で静かに調理する、という動画が割と好きでよく見ているが、肉や魚を使った料理の再生回数は他の食材に比べて多い。

日本の大食い系Youtuberが食べているのはたいていは炭水化物である(違う場合もある)。炭水化物は大量に食べられるが、たんぱく質や脂質は大食いに向かないのだろうか。あるいはコストの問題だろうか。

たんぱく質と並んで大切になるのは脂質である。以前読んだ本だと、イヌイットと一緒に暮らした体験記にれば、赤身の肉ばかりを食べていると体調が悪くなり、脂肪分を取るようになると回復したという記述があった。狩猟民族でもいかに脂肪を蓄えた獲物を捕らえることができるかというのが重要で、特に飢餓状態に近づくと余計に脂肪の方が大切になるとのこと。

血糖値の安定化を目指す食生活を考えると、たんぱく質と脂質でエネルギーを取る割合が増えるため、どんな油を使うかというのはとても重要になる。自然と油について色々調べては、よさそうなものを自分で使ってみるということをしてきた。油に関して解説した本を読むと、たいていはオメガ6を過剰に取らないようにして、オメガ3の割合を増やすようにすること、精製した油を控えるようにすることが書いてある。今日油を変えたからと言って明日何か変化するわけでないだろうが、長期だと大きな差になるのだろう。加熱調理に使えるかどうかもあるので、何か一つに絞るのではなく、うまく使い分けるといいと思う。

ところで、血糖値の観点から言えば、油をぐびぐび飲んでも、理論的にはたとえ高カロリーであっても食後血糖値の上昇はなく、それゆえ上がった血糖値を下げるためにインスリンの分泌が不要であり、それゆえ余った糖質を脂肪として蓄えるという作業が働かず、よってたとえ高カロリーであってもダイエットにつながる、というロジックが成り立つ。ただ、油は脂肪を連想させやすく、それが太りそうな印象を与えてしまう。実際には良質な油を取ることがとても大切。

小松陽平

関連記事

  1. 血糖値の上昇度には個人差がある

    血糖値の上昇度合いにはかなり個人差がある

  2. 血糖値の安定化のためにたんぱく質が重要

    ベジタリアンより糖質制限の方が人気がある理由