ifia JAPAN 2023、トウモロコシの二面性と謎

東京ビックサイトで行われた「ifia JAPAN 2023」に行ってきました。業務用の機能性食品や健康関連の食品開発に関わる企業の展示会です。仕事がら、血糖値に関するものはつい見てしまいますね。もらった資料の中で興味深かったのは以下の3つです。

  • L-アラビノースが食後の血糖値の上昇をおだやかに。(株式会社三明インターナショナル)
  • 高カロリー・高脂質・高糖質の食事にブルーベリーを加えると、心血管疾患の高リスク集団の各種マーカーが改善。(USハイブッシュブルーベリー協会)
  • テアフラビンパウダーTY-1の効能として、血糖値上昇抑制作用。(横山食品株式会社)

L-アラビノースはトウモロコシの新から抽出したもので、一方食後血糖値を上げやすいと言われている果糖ぶどう糖液糖もトウモロコシが原料になります。トウモロコシは二面性がある食品かもしれません。余談ですが、トウモロコシは明確な祖先となる野生植物が見当たらず、さらに皮に包まれた種子は自然環境下では落下しなので受粉ができず、結果人の手が入らない限り生育できない”謎の植物”と言われているそうです。まだ解明されていない謎が他にもあるのかもしれません。

ブルーベリーと言うとアントシアニンが含まれていて目にいいというイメージがあるのですが、この資料を元に考えると他にも効果があるようです。テアフラビンパウダーTY-1は国産茶葉から酵素発酵して作られるとのことですが、試飲した紅茶のサンプルも美味しかったです。

写真は試供品としてもらったプロテインクッキー。高たんぱくへのニーズもさらに広がっているようです。エスカルゴエキスパウダーを使ったクッキーもありました。

株式会社みこまサービス 代表取締役 小松陽平
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