メンタルを好調に保つための食事

コロナ禍が一応去っていきました。ここ数年でいろいろな変化があり、私自身もオンランを使ったやりとりがとても増えました。かつては毎週会場に集まっていた事業者の交流会もあっという間にオンライン化されて、今ではオンラインになってから入られた人の割合の方が多いと思います。

またここ数年は働く人のメンタル面についても注目されました。以下の表は病気休業中の被保険者に支払われる傷病手当金のうち、メンタル不調に該当する「精神及び行動の障害」での申請件数を集計したものです。全国健康保険協会(協会けんぽ)が公開している資料を基に、平成27年から令和3年までを対象にしました。

支給額、総支給額に占める割合ともに右肩上がりで伸びています。いろいろと複合的な要因が重なっていると思いますので、専門的な分析や解説ができるわけではありませんが、少しでもセルマネジメントができると良いと思います。

メンタルを好調に保つための食事を教えてください。

メンタルを良好に保つためには、栄養バランスの取れた食事を摂取することが重要です。以下に、メンタルヘルスに良いとされる食品や食事のポイントをいくつかご紹介します。

  1. オメガ3脂肪酸を含む食品を摂取する。
    オメガ3脂肪酸は、脳の神経細胞を保護するために必要な栄養素のひとつです。代表的な食品としては、青魚やアーモンド、くるみ、亜麻仁油などがあります。
  2. ビタミンB群を摂取する。
    ビタミンB群は、ストレスを和らげるために必要な栄養素です。代表的な食品としては、豆類や魚介類、卵、ナッツ類、緑黄色野菜などがあります。
  3. プロバイオティクスを摂取する。
    プロバイオティクスは、腸内環境を整える効果があり、ストレスや不安の緩和に役立ちます。代表的な食品としては、ヨーグルトやキムチ、麹などがあります。
  4. 糖質制限を行う。
    糖質の摂り過ぎは、血糖値の急激な上昇・下降を引き起こし、気分の浮き沈みやイライラを引き起こすことがあります。糖質を適量に抑えた食事を心がけることが大切です。
  5. 食事を規則正しく摂取する。
    規則正しい食事は、身体のリズムを整える効果があります。不規則な食事は身体にストレスを与えるため、心身のバランスを崩す原因になります。毎日決まった時間に食事を摂るように心がけましょう。

    これらのポイントに加えて、できるだけ加工食品やジャンクフードを避け、野菜や果物、良質なたんぱく質を含む食品を中心にバランス良く食事を摂ることが、メンタルヘルスを良好に保つために大切です。ChatGPT。

今回の回答は、いつもの”バランスが取れた食事”より一歩踏み込んだ内容ですね。1番目に来ているのがオメガ3、続いてビタミンB、糖質制限についても肯定的な回答になっています。心療内科のクリニックのホームぺージでも、食後血糖値を安定化させることが大切という記載をされているケースがあります。

もちろん食事だけで解決できるわけではないのですが、ストレスがかかると食事まで気が回らなくなってしまうこともあるので、そんな時こそ少し栄養面を意識してみると良いのではないでしょうか。

株式会社みこまサービス 代表取締役 小松陽平
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