科学的睡眠

人間も猫も睡眠が必要です。ただし人によって平均よりも短い睡眠時間で足りるショートスリーパーもいるようです。短い睡眠時間でも問題ない人は平均的な睡眠時間の人よりもより多くの食物を得ることができ、さらに外敵に襲われれやすい無防備な睡眠の時間が減るので、生存には有利になるはずです。しかし、進化の過程で睡眠時間が減っていったという話は聞いたことがありません。なぜ人が必要とする睡眠時間は減っていかないのでしょうか。

睡眠時間についての進化的な観点から考えると、睡眠は生物にとって重要な生存戦略であり、多くの利点を持っています。短い睡眠時間で済むことが個体に有利な場合でも、進化のプロセスは複雑であり、必ずしも睡眠時間が減少する方向に進むとは限りません。以下に、人間の睡眠時間が減少しない理由についていくつかの要因を挙げてみましょう。

  1. インターネットと技術の普及: 近年、テクノロジーの進化により情報の入手や社会とのつながりが容易になりました。これにより、人々は長時間起きて活動し、睡眠時間が削られる可能性が高まっています。
  2. ストレスと生活スタイルの変化: 現代の都市生活や忙しいスケジュール、ストレスなどが睡眠の質や量に影響を与えることがあります。これらの要因により、十分な睡眠時間を確保できない場合があります。
  3. 健康への影響: 睡眠は健康に対して非常に重要な役割を果たしています。十分な睡眠を取らないことは、心身の健康に悪影響を及ぼす可能性があります。したがって、個体が健康な状態を維持するためには、十分な睡眠時間が必要とされます。
  4. 環境の変化: 現代の社会では、24時間体制のサービスが一般的に提供されています。これにより、個体が夜間にも活動することが可能になり、睡眠時間が制限される可能性があります。

    これらの要因により、現代の人間の睡眠時間は一部の人を除いてあまり減少しているとは言えません。ただし、ショートスリーパーと呼ばれる少数の人々は短い睡眠時間でも正常に機能できるとされていますが、一般的な人間の睡眠の必要性は変わらないと考えられています。適切な睡眠は、健康や生存に対して重要な役割を果たすため、進化的な観点からもなお重要であると言えます。ChatGPT。

ちょと話が噛み合っていないのですが、睡眠は謎が深いですね。夜しっかり眠れなかった時など、ランチの後に昼寝をすると、それはそれは本当に深い眠りになって、それ以降の集中力が回復することがあります。

私が知りたいのは、ショートスリーパーの遺伝子がなぜ優位なものとして広がっていかないのか、ということですが、ショートスリーパーは逆になにかデメリットがあるのかもしれません。あるいは、遺伝子というのは常に優れた形質が受け継がれていくわけでもないのかもしれません。

電灯が発明される前は夜に昼間と同じことができないから、さぞ寝る時間が多かっただろうと思うのですが、狩猟採集民族の睡眠時間はむしろ短めという研究報告もあるようです。

睡眠時間に影響を与える要素は、色々とあるとは思いますが、個人的に感じるのは季節による変化です。夏は短く冬は長くなる。国別の睡眠時間調査だと、上位の国は何となく高緯度な感じがあります。

大谷翔平というスーパースターは睡眠をとても大切にしているそうです。そのうち、アスリートの世界にももっと大々的に科学的な睡眠が取り入れられていくかもしれません。かつては根性一辺倒だったのが、トレーニングや食事の指導が変わっていったのと同じように。

株式会社みこまサービス 代表取締役社長 小松陽平
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